こんにちは。
福岡クリエイティブ・カラス◯です。

さて。

あまりにも代わり映えしない内容に
異様なまでの後ろめたさを感じつつ。

泥酔独酌旅、4回目でございます。

今回は、東京エリア。
しかも、独酌ではございません。

「日経トレンディ」の元編集長で
わたくしが尊敬してやまない
キタムラ先輩との弾丸泥酔行脚。

指定された集合場所は、北区赤羽。
延べ8年ほど東京に住んでいた経験が
ありますが、これまでに一度も
訪れたことのないエリアです。

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待ち合わせまで少々時間があったので、
ドラマ『孤独のグルメ』Season3で
五郎さんが吸いこまれた「川栄」さんへ
聖地巡礼。

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さすがの影響力。
開店前からなかなかの行列です。

あわよくば先輩との合流前に
ほろほろ鶏のあぶら串だけでも…
という淡〜い目論見は雲散霧消。
仕方なく(?)待ち合わせ場所へと
踵を返します。

先輩にご案内いただいたのは、
創業昭和25年、朝9時から営業なのに
開店と同時に常連さんで満席!という、
東京・朝呑みの聖地「まるます屋」さん。

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11:00前、店内はもちろん満席。
しかも店外にはかなり迫力ある行列が。

入口には、

「飲酒してからの入店はでえきません」
「アルコールを飲みながら並ばないでください」
「飲んでいる方の入店お断り」

などなど、張り紙の数々が。

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要約すると、

「シラフの人以外、
この暖簾をくぐっちゃダメ!」

ということのようです。

待つこと約20分、カウンター席へと
導かれ、がっつり陣を張ります。

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壁じゅうに張り巡らされた
数々のメニューに心躍らせていると、
一瞬、我が目を疑う張り紙が。

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「約束」。
それはまるで、聞き分けのないよい子、
いや、酔客への鋭き牽制球。

飲み屋やないかい、どないやねん!と
大声でツッコミのひとつも
入れたくなったのですが、

「この掟があるから、心して飲めるのだ」

とは、先輩の厳かなる言。

なるほど。

茶の湯の精神ならぬ「酒道の精神」と
いうことのようです。

大声でツッコミ入れようとして
本当に申し訳ありませんでした(´・_・`)

となると、「とりあえず生!」のような、
軽くもぞんざいなノリは一切許されず。

ここはじっくりと慎重に「3杯」という
ショートストーリーを組み立てていきます。

お願いしたのは、ビールの特大ジョッキ。
店内でビールをオーダーしている人の大半が
この特大ジョッキのようです。

料理のオーダーはベテラン昼酔人である
先輩にお任せ。

出てきたのは鯉生刺(600円)、
たぬき豆腐(500円)、すっぽん鍋(700円)。

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聖地と称されるにふさわしい旨さも
さることながら、本当に驚くべきは
ついつい長居したくなるほどの
コストパフォーマンスの高さ。

「3杯までね!」って縛りを受ける、
ひとつの理由がわかったような気がしました。

酒道極める者、やはり長尻は無粋です。

そして、問題の2杯目。

「カラスくん、ここに来たらこれだよ!」

と、先輩の元にどかんと運ばれてきたのは、
ど迫力の1リットルボトルで供される酎ハイ、
その名も「ジャン酎」。
もちろん「1杯分」です。

もう一度店内を再確認すると、かなりの数の
お客さんがこのボトルを傍らにしていました。

考えることは、皆同じ。

ならばならば、と、ミントとライムを
入れてモヒート風に頂きます。

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追加で、うなぎ蒲焼特上(2300円)と
里いもから揚げ(350円)をいただいたのですが、
この里いもが、シンプルなのに衝撃的な旨さ。
どうやら揚げゴロモに秘密がありそうです。

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先輩との積もる話に花が咲く間も、お箸は
料理と口の間でひたすらの反復運動。

本当に美味しい。

先輩曰く、

「この店に出会って、
朝呑み昼呑みの奥深さに目覚めた」

と。なるほど。なるほど。

ここに来るだけのために、東京来てもいいなー、
って思わせてくれるほどの超名店です。

掟に則って、もう1本ずつお酒をいただき、
きっちり満腹にてお店を後に。

しばらくの間、少しマジメなお話などして
時間の空隙を埋めること数時間(内容は省略)。

次なるお店は、赤羽から電車に揺られて1時間。
東急田園都市線の駒澤大学駅から歩いてほどない、
博多ストロングスタイルの焼鳥店
「博多どかどか団」さん。

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オモテの攻撃は先輩にご案内いただいたので、
ウラの攻撃は僕のプレゼンテーションです。

カウンターのみ、約12席の狭い店内は、
博多屋台のそれを彷彿させます。

着席即、テーブルにどかんと置かれるのは、
深めのバットに入ったキャベツ。

これぞ、まごうことなき
博多焼鳥・トラディショナルスタイル。

さらに、グラスで供される全国各地の銘酒は
すべて安心の500円!

メニューも、焼鳥屋のそれをはるかに凌駕する
逸品揃い。名物の豚バラトマト巻き、鶏皮、
カキフライなどをいただきます。

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博多好きの先輩、このお店の味も雰囲気も
大変気に入ってくださったご様子で、
厨房の大将(実は、ワタクシの35年来の
親友なのですが…)に、あたかも取材かのごとく、
熱心に話を聞いておられました。

午後8時、本当にご多忙の中、午前11時から
半日もご同行をくださった先輩をお送りし、
そそくさと「博多どかどか団」へと逆戻り。

さらに小1時間ほど、大将相手に独酌、
完全オフラインモード。

というわけで、翌朝<(_ _)>

渋谷でバタバタと1件用を済ませ、
今回の独酌旅、最後のお店へと向かいます。

昭和50〜60年代の、北九州・八幡の
高校生はここのラーメンで成長したと
言っても過言ではない、思い出の味。

北九州、特に八幡西区民にとっては
もはや伝説と化しているラーメン店、
「唐そば」さんです。

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東京に出向くと必ず寄るこのお店、
地元・黒崎の店は20年近くも前に
暖簾を上げ、今はもう渋谷でしか
その味を堪能することはできません。

スープはローカライズされて
かなり軽めになり、メニューには
当時なかったつけ麺が。

店内には当時のお店の写真。
眺めていると、なんだかとっても
おセンチな気分にもなりましたが、
なんのなんのズルズルと完食。

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若干後ろ髪引かれながら羽田へ。
東京昼呑み旅、終了です。

● ● ●

さてさて、次回はさすがに
趣向をガラリと変えまして。

題して【酩酊旅情・脳内編】。
(少しも変わってねぇじゃん…)

「五十にして天命を知る」と申しますが、
仮にそうだとして、この泥酔脳が
果たしてどこまでそれを知覚できるのか。

そのヒントを得るために、自爆覚悟、
かなり無謀な2つの「実験」を試みます。

(注)
奇跡的にも実験が成功してしまった場合、
少しも面白くないので、内容を変更します。

お楽しみに!