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2024年度 プロジェクト科目採択のお知らせ(同志社大学)

同志社大学にて2024年4月から開講される、「令和時代の商品企画!京都着物をプロデュースしよう!」に採択されましたのでご報告申し上げます。
来期で3年目、京都西陣織の老舗着物メーカー「株式会社西捷」様と、弊社の共同プロジェクトになります。
プロジェクト科目が2024年度で終了する、という事実を採択後にお伺いしました。
最期の年にふさわしい授業ができますよう、努めてまいります。

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▼2024年度プロジェクト科目テーマ一覧
・令和時代の商品企画!京都着物をプロデュースしよう!
・開講期間:春・秋連結
・科目担当者:【株式会社西捷/株式会社テイスト】武田 知也

『2024年度プロジェクト科目選定結果について』

▼趣旨と目的
同志社大学プロジェクト科目は全学共通の教養教育科目として2006年度より設置され、本年度で18年目を迎えました。本科目の趣旨と目的は「実践型・参加型の学習機会を重視したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)を基本とする」ところにあり、地域社会や企業の方々にテーマをご提案いただき、地域社会や企業が持つ「教育力」を大学の正規の教育課程の中に導入することによって、学生に生きた智恵や技術を学ばせるとともに、「現場に学ぶ」視点を育み、学生が具体的・実践的プロジェクトに即して問題の「所在」と「解決」を考え抜く力を陶冶することにあります。本年度も、この設置趣旨と目的に基づき、プロジェクト・テーマの内容提案と担当者を広く学内外に公募しました。

▼応募実態
2024年度プロジェクト科目公募について、8月21日(月)から公募を開始した結果、締切日までに17件の応募を賜りました。応募者の内訳は、民間企業6件、NPO3件、その他(一般財団法人等)2件、個人6件です。

応募テーマの内容については、
まちづくりや地域コミュニティの形成、地域活性化に関するもの
スポーツや芸術などを通した社会貢献、地域連携等をめざすもの
伝統工芸や伝統産業、食文化に関するもの
現代社会や産業等における課題の改善、政策提言に取組むもの
国際交流を通じて、地域活性化をめざすもの
教育や京都の現状などの課題解決をめざすもの

など、現代社会が抱える問題や課題を様々な視点から捉え、反映させたテーマが多く見られました。対象とするフィールドやターゲットも多岐にわたり、いずれのご提案も本科目の趣旨に合致しているとともに、学生の学びと本学の教育理念に添う内容であったことを歓迎し、プロジェクト科目へのご理解とご協力の厚志に、感謝申し上げる次第です。本学学生のプロジェクト科目への期待の大きさに応えるべく、今後も大学としての責務を果たしていく所存であります。

▼採否の選定
公募締め切り後、プロジェクト科目検討部会委員、および全学から選出された教務主任会議委員の計35名による本審査1次、本審査2次、さらには面接審査で授業計画等を確認した後、2024年度プロジェクト科目テーマとして8件を採択することを決定しました。採択された科目の内訳は、開講校地別では京田辺校地1件、今出川校地7件、開講期間別では、春学期・秋学期連結開講科目が8件です。

▼今後のスケジュール
プロジェクト科目では、5名以上の履修登録者の確保の条件が満たされれば、正式開講となります。学生には、1月中旬に採択テーマの一覧を周知し、1~2月頃に、科目説明会・登録者選考手続などについても、ホームページ等で周知する予定です。

▼総評
2024年度プロジェクト科目テーマ募集へご応募いただき、誠にありがとうございました。深く感謝申し上げます。
今年度も新聞広告やフライヤーを中心に広報活動をおこなうとともに、ホームページ上で案内動画を発信し、公募の趣旨について説明いたしました。また公募説明会はオンラインで実施し、事務局にて個別の相談にも応じてきました。新型コロナウィルス感染症の予防のため公募説明会を開催できなかった昨年度に比べ、この点は改善されたかと思われます。
プロジェクト科目は2024年度で終了します。その最終年度を締め括るにふさわしい魅力的なテーマが揃ったと思います。学生同士のノリで終わることなく、社会の方々と直接交流し、社会的な課題に向き合い、自分なりに課題解決のために具体的な策を練り、具体的な成果をあげてそれをきちんと発信するというこのプロジェクト科目は、多くの履修生にとって初めて体験することであり、春の学期当初はかなり戸惑うことでしょう。チームビルディングだけでも時間がかかるでしょうし、ミーティングの仕方なども早い段階で考えておかなければ、いつまでもダラダラ話し合ったり、当初の課題から逸脱した議論になることも頻繁にあります。特に次年度は、全学的に半期の授業のうち2回をオンライン授業とするため、対面で触れ合う授業は実質的に13回となります。じっくり考えることも必要ですが、迅速に活動するための計画性も必要になるでしょう。履修生たちに主体的に考えさせ、積極的に行動できるように見守っていただければと願ってやみません。多くの履修生にとっては初めてのハードな経験となりますが、その経験こそがこの科目での学びであり、失敗体験自体もとても意義のある学びであることを履修生にも気づかせ、モチベーションを落とすことなく活動を続けさせていただければ幸いです。授業運営上の個々の困難に対しては、プロジェクト科目検討部会としても、できる限り支援させていただきたいと思っています。一年を通して、どうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクト科目検討部会 部会長 伊達 立晶

▼引用URL(同志社大学プロジェクト科目)
https://pbs.doshisha.ac.jp/theme/2024/results.html

▼株式会社西捷様

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